頻繁に販売されている中古コンテナの種類

オープントップコンテナ

天井がオープンなのでこのように呼ばれています。

このオープントップコンテナ(OpenTopContainer)は天井部分が取り外せる構造 になっているので、高さのある荷物でも積み込めるようになっています。 「この石像を地球の裏側まで運びたいけど、天井のあるドライコンテナだと高さ 3メートル、縦横の幅が2メートル近くもあるからはみ出してしまうね」 と荷主さんが困っている姿をちょくちょく繁華街、東京の歌舞伎町や名古屋市の 錦のスナックやキャバクラで目にしますが、そういった背丈のある物なら オープントップコンテナにお任せすれば安心です。 積み込んだら屋根より高い、そのような石像を運ぶのなら取り外した天井はそのまま 外したまま、シートでも被せて輸送を開始すればいいので、よほど丈があって バランスを崩しそうな物でない限りは対応可能となっています。 屋根がないからと高さ47メートルの石像を積んでしまうと途中で倒れてしまう 危険もあるので、無制限とはいきませんがそこは常識の範囲内で考えてください。 きちんと固定すれば多少揺れても安全である、そう太鼓判を押してもらえる程度の 高さならば、重くても大きくても何色でも輸送することができるタイプです。 重量のある荷物もこのオープントップコンテナの出番となります。 その理由は床面の耐久力とか材質の強度とかではなく、積み込み方法にあります。 それほど重くはない荷物なら手作業で、あるいはフォークリフトでコンテナの側面 にある扉から積み込みますが、それが出来ないような重量の荷物は大型クレーンで 吊るして上から積み込むしかありません。 人力でもフォークリフトでも持ち上げられる重量には制限があり、それをオーバー するような荷物はもう吊るすしか手はありません。 丈はそれほどないから形状的にはドライコンテナでも収納できる、でも5トンも あるからこの銅像は横の扉から積み込む手段がない、じゃあ吊るして上から搬入 しようとなるのですが、冷凍コンテナやドライコンテナは改造しているのでなければ 天井が備わっていますので、その経路での搬入は不可能です。 そのような重量のある荷物もオープントップコンテナなら設備さえあれば積み込みも 出来ますから、丈に関係なくこのタイプが容器として選ばれるでしょう。 問題は天井が取り外し可能で荷物によっては屋根のないまま運送しますから、 デリケートな品を積んでしまうと到着前に傷んでしまうこともあります。 本来の位置に天井を再セットすることが出来ないような嵩高貨物を載せても、 カバーを被せたりと荷物をガードする手段はあるのですが、通常のコンテナと比較 すると気密性も格段に劣りますし大雨が降れば濡れてしまうでしょう。 コンテナを使って運ぶのなら長距離を運送することになりそうですし、その期間中 の天候が毎日ほどよい晴天である保証はどこからも得られません。 天気予報を見て出発の日を決めたって数日先の予報は外れるかもしれないので、 あんまりあてにはできませんし信じすぎてもいけません。 村で評判の晴れ男や晴れ女をダースで集結させて同行させるよう手配しても、 1日や2日ならまだしも数週間の長旅ではどこまでその効果が保つのか甚だ疑問が 残りますし、水分に弱い物をオープンコンテナで運ぶのは危険な賭けでしょう。 なのでこのタイプのコンテナは、多少は野ざらしっぽい環境でも劣化しない荷物 でのみ使う事をお勧めします。 ちなみに側面が大きく開閉するサイドオープンコンテナというのもありますが、 これはフォークリフトで積み込むには便利なのですが荷物を上から下ろすことは できません、天井が邪魔になるからです。 イメージとしては側面をオープンしたトラックにフォークリフトでパレットに 載せたコンテナやダンボール箱をどんどん詰め込むような感じで、軽いわけでは ないけどそこまで重たくはない大きな荷物をどんどん搬入するのに適したタイプです。 どちらも荷物の搬入を第一に考えられた特殊なコンテナです。